老人もなる

老人性うつ病がもたらす症状

うつ病というと、働き盛りの若い人に多いというイメージがあります。しかし、近年、高齢人口の増加に伴い、65歳以上の方がうつになる方が増加しています。あるデータによると、うつ病患者の約4分の1は、60歳以上の方ということです。 この老人性うつ病の原因は、生きがいや興味の消失、漠然とした不安感などで起こることが多いです。よって、若い世代とは異なり、遺伝的な要素の影響は少ないと考えられます。 老人性うつ病の具体的な症状は、まず最初の頃は気持ちが沈みがちになります。何もやる気が起きずに、表情が暗い、身体の機能低下、物忘れがひどくなるなどの症状も見られます。そして、そのまま放置しておくと、症状がひどくなって自殺願望が出てくるケースも多いです。

うつを発症させないための予防方法

老人性のうつ病の症状を抑えるためには、効果的な予防方法があります。それは、自分が住んでいる地域のコミュニティに積極的に参加することです。老人性のうつ病を発症する方は、妻などのパートナーに先立たれたり、子どもが独立して会えないなど孤立している方が多いです。こうして寂しい思いをしたり、喪失感を抱えてしまうことが、うつ病の引き金になってしまいます。よって、地域の社会活動に参加して積極的に人と交流を持つことで、症状を抑えることが可能です。そもそも人間は、いくつになっても社会の中で存在を認めてほしいという欲求があります。なので、高齢者が地域社会に受け入れられるような場所を見つけることはとても大事といえます。